転職や就職で、育児しやすい職場を探すなら、くるみん認定を受けている企業がおすすめです。くるみん認定は、子育てと仕事が両立しやすい職場であることを認める制度で、認定を受けた企業は、くるみんのロゴマークを付けてアピールできます。マークを見れば、認定企業であることが一目でわかるようになっています。
くるみん認定制度には、「くるみん」「プラチナくるみん」「トライくるみん」の3種類があり、認定条件やマークの色・絵柄なども異なります。
最もオーソドックスな「くるみん認定」のマークは、双葉のおくるみに赤ちゃんが包まれているイラストがピンク色で描かれたものです。主な認定条件は、育児休暇取得率が女性は75%以上、男性は10%以上であることです。
「プラチナくるみん認定」は、最も厳しい条件となっており、育児休暇率が女性は75%、男性は30%以上です。こちらのロゴマークは、銀色の双葉のおくるみにくるまれた赤ちゃんが、金色の王冠をかぶっており、さらにピンクのマントを羽織っているというゴージャスなものとなっています。
「トライくるみん」は、2022年に新設されたもので、育児休暇率が女性は75%、男性は7%以上などと、認定基準がやや緩く設定されているのが特徴です。こちらのマークは、若葉色で描かれています。
また、2022年には「プラス認定」もスタートしました。こちらは、不妊治療についても応援する制度です。上記3つくるみん認定のいずれかの基準を満たした上で、不妊治療と仕事を両立させる「プラス認定基準」を満たしている企業に対して認定が行われます。